この度は映画「いまダンスをするのは誰だ?」発起人でプロデューサーの松野幹孝さんの急逝を伺い、驚きを隠せないと共に、胸を大変痛めております。
まずは、故人に向けて謹んで哀悼の意を表します。
松野さんとは、東京中野区の地域活動がきっかけでご縁が生まれました。精力的に地元の活動に参加され、笑顔と前向きな行動で周囲の方々を明るくされていたお姿がとても印象的でした。松野さんは、小生が教育者として活動をしていることを知り、哲学堂で小生をワークショップのファシリテーターとしてご用命いただいたのが2014年。それがつい最近のことのように感じられます。
ご自身がパーキンソン病であることを開示され、小生の「あまのがわ」の上映会を通じて、パーキンソン病の映画製作を志されるようになられました。意を決して小生のもとに監督のご依頼をされたのが2020年1月。松野さんの実体験に基づく、職場における難病を抱えた方の孤立をなんとか解決していきたい、その想いに心打たれ、本作の製作を決意いたしました。
2022年、今夏撮影予定が決まり、その直前にこのようなこととなり、松野さんご自身も大変無念だとは思っております。小生は松野さんの高い志とご遺志を十全に受け止め、映画製作に全身全霊で向き合っていきたいと考えております。
松野さんの命は、映画の中でいつまでも生き続けます。この作品を通じて松野さんが伝えたかった想いを、自分なりの言葉にして代弁させていただくと、「難病とは決して一人で抱えるものではなく、社会全体で向き合っていく授かりもの」だということ。この作品をきっかけとして、社会の孤立や職場での対人関係の課題が改善されていき、そして、自分の運命を自分自身でしっかりと抱きしめ、前に進んでいける。そんな人を一人でも増やしていきたいと小生は考えております。
松野さんの想いを実現させるべく、引き続き、皆様の温かい応援のほど、何とぞよろしくお願い申し上げます。
松野幹孝さんの訃報を受けて
この度は映画「いまダンスをするのは誰だ?」発起人でプロデューサーの松野幹孝さんの急逝を伺い、驚きを隠せないと共に、胸を大変痛めております。
まずは、故人に向けて謹んで哀悼の意を表します。
松野さんとは、東京中野区の地域活動がきっかけでご縁が生まれました。精力的に地元の活動に参加され、笑顔と前向きな行動で周囲の方々を明るくされていたお姿がとても印象的でした。松野さんは、小生が教育者として活動をしていることを知り、哲学堂で小生をワークショップのファシリテーターとしてご用命いただいたのが2014年。それがつい最近のことのように感じられます。
ご自身がパーキンソン病であることを開示され、小生の「あまのがわ」の上映会を通じて、パーキンソン病の映画製作を志されるようになられました。意を決して小生のもとに監督のご依頼をされたのが2020年1月。松野さんの実体験に基づく、職場における難病を抱えた方の孤立をなんとか解決していきたい、その想いに心打たれ、本作の製作を決意いたしました。
2022年、今夏撮影予定が決まり、その直前にこのようなこととなり、松野さんご自身も大変無念だとは思っております。小生は松野さんの高い志とご遺志を十全に受け止め、映画製作に全身全霊で向き合っていきたいと考えております。
松野さんの命は、映画の中でいつまでも生き続けます。この作品を通じて松野さんが伝えたかった想いを、自分なりの言葉にして代弁させていただくと、「難病とは決して一人で抱えるものではなく、社会全体で向き合っていく授かりもの」だということ。この作品をきっかけとして、社会の孤立や職場での対人関係の課題が改善されていき、そして、自分の運命を自分自身でしっかりと抱きしめ、前に進んでいける。そんな人を一人でも増やしていきたいと小生は考えております。
松野さんの想いを実現させるべく、引き続き、皆様の温かい応援のほど、何とぞよろしくお願い申し上げます。
監督 古新 舜